6年生が出場する最後の公式戦です。
トーナメント形式の一発勝負なので、「負けられない戦い」です。
子どもたちもそうですが、大人も力が入ります。
SC小野戦(1回戦)
全日本選手権の組み合わせを見て、ちょっとガッカリというのが正直な感想です。
どのチームとの対戦でも自分たちの持てる力を出し切るしか無いのですが、ミルク/GTV杯で一度対戦していて1-6で負けている。
6年生中心にオスグットが発症する子が多くて、実力を発揮できないかも?と嫌な思いはどんどん膨らみます。
なんて対戦前から内心では不安をいだいていても、子どもたちに掛ける言葉は強気の言葉だけ。
子どもたちも「今度は勝つぞ~」と気合い充分です。
試合前の用具チェックです。
公式戦なので、背番号含めてしっかりとチェックしてもらいます。
これから試合という気持ちが高まる瞬間です。
キックオフ
試合開始ですが、なかなか落ち着いて試合に入ることができました。
自分たちのボールを回す、しっかりと声を出す。
気合が空回りしないで良かったです。
試合は実力伯仲で見応えあるもので、チャンスが生まれればピンチを迎えてとまさにシーソーゲームです。
日本代表でもどんなに有名なプロチームの試合でも味わえない本当に手に汗握る試合展開。
世界で一番応援しているチームが目の前で真剣勝負していて、一つ一つのプレーにハラハラ・ドキドキです。
こればかりは、どんなスポーツでもそうですけどやっているヒトしか味わえない楽しみです。
ゴール!!
試合の均衡を破るゴールが生まれます。
「やった~」
思わず大きな声を上げて喜びます。
プレーしている子どもたちも喜びを爆発させています。
もちろん、ベンチの子どもたちも。
チームの一体感が高まっています。
でも、まだ試合が終わったわけではありません。
同点、逆転されないようにしないとですね。
なんと言っても、前回6点も取られているので。。。
相手も後がないのですごい攻撃を繰り広げてきます。
全力で必死に守る子たち。
「やられた・・・、よかった~」
ゴールすれすれに飛んでくる相手のシュート。
でも、全員がそれぞれの役割をしっかりとこなして、ゴールネットは揺らさせません。
緊張の時間は続いている中、待望の2点目がはいりました。
「やった、やった~」
ベンチの子たちも飛び上がって喜んでいます。
勝利の瞬間
あと2分、あと1分。。。
残り時間が気になって仕方ありません。
「ピッ、ピッ、ピーー」
待ちに待った試合終了の笛の音が。
みんな大喜び。笑顔がこぼれています。
あと一歩というところで涙をのむ姿を見ることも多かったので、一つの目標である初戦突破ができて本当に嬉しい。
万全な環境ではない中、頑張ってきたことが報われた瞬間ですね。
試合後の写真もみんな晴れやかな顔をしています。
でも、まだ1試合勝っただけです。次に向かって頑張ろ~
といっても、もう全力出しきっちゃってバテバテ、ヘロヘロです。
FC中之条ジュニア戦(2回戦)
2回戦はFC中之条さんです。
「2試合目も勝つぞ~」
と気合が入ります。
が、1-6で負けました
正直、実力差がだいぶあり過ぎで前半の早い時間に点を取られすぎでした。
でも、そんな中いつもDFで頑張っているR君がミドルシュート
打ったときはコロコロと転がるシュートにキーパーに取られたと思いましたが、これがネットを揺らします。
「やった、やった」
どんなに点差があっても、得点はうれしい。全員で喜ぶ姿はかみさとのいいところです。
そして、点を入れたことで開眼したのか、キーパーも抜かれて相手シュートがゴールに入ると思った時にR君がそのボールを大きくゴール前に飛び込んでクリア!
今年一番の大活躍に全員で驚きと喜びを表します。
全日本選手権終わって
全日本選手権は、ここ数年1回戦負けでしたので、初戦突破の目標は達成できて嬉しいですね。
しかも、前回は惨敗している相手でしたので。
でも、2回戦で負け。
イロイロ言ってもやっぱりもっと勝ちたかった。
という思いはありますが、これは毎年抱く願望ですね。
負けてしまったけど、いつも以上のプレーを何度も出してくれたから初戦勝つことができました。
そして、良い笑顔を見せてもらえてありがとうです。
6年生は小学生で出場できる公式戦はこれで終わりですが、これからも笑顔を周りに見せられるよう、頑張っていきましょう。
SC小野さん FC中之条さん
対戦して頂きありがとうございました。
また、機会あればよろしくお願いします。
大会運営の皆様
天然芝の素晴らしいグラウンドで最後の公式戦を楽しむことができました。
ありがとうございました。
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